断捨離で人生すっきりしました

わたしが趣味から始め、今ではライフワークになってしまったもの、それは断捨離でした。もともと小さな賃貸に家族4人で住んでおり、いつも狭さを感じていました。もともと持ち物は少なめなほうでしたが、それでも狭い中に生活家電が並んでいると、どうしても見た目はわずらわしくなります。家電の色を揃えたり、どうにか目隠しをしたり収納したりと、小手先で暮らしていましたが、ある日炊飯器が壊れてしまいました。試しに鍋で炊いてみると、普通においしいご飯が炊けたではありませんか。「あれ?これって、炊飯器いらないのでは?」と思ったのがきっかけでした。炊飯器を置かなければ、炊飯器を置くための棚は必要ありません。この棚がなければキッチンはもっと広々して見えるのでは?と思いました。そこからが始まりでした。キッチンにはオーブンレンジ、トースター、炊飯器、ケトル…とさまざまな家電がありましたが、まず炊飯器がいなくなり、続いてトースターがいなくなりました。パンはレンジのトースター機能で焼くようになりました。手持ちの鍋でお湯を沸かすようになると、ケトルもいなくなりました。義務のように買っていたストックを買うのをやめると、収納がずいぶん空きました。形や大きさが様々だった食器を、必ず使うものだけにすると、食器棚もいなくなりました。かくして、キッチンには冷蔵庫とレンジしかいなくなりました。こうなるともう面白くてたまりません。断捨離は家中に及び、衣類を減らしてタンスが3ついなくなり、やたら場所をとっていた大型ラックふたつがいなくなりました。部屋ごとにあったごみ箱は一か所に、文房具は一種類ずつ、用途別に持っていたタオルも一種類になり、年に一度使うか使わないかの客用布団2客や除湿器、蔵書、DVDプレイヤーもいなくなりました。家族は探し物に迷わなくなり、掃除は楽になりました。最後に、微妙に座り心地の悪かったソファがいなくなると、狭いと思っていた賃貸が実に広くなりました。先日引っ越しをしましたが、自宅にあるものはほぼ自分で運べるものばかりだったので、業者には冷蔵庫・洗濯機・エアコンを運んでもらうだけで済みました。引っ越し業者の営業さんには「家電だけですか?ご家族は4人ですよね?」と困惑されましたが、はい、必要なものだけを残すと、これだけで充分なんです。服はそれぞれ5~6セット程度、靴も用途に応じてひとつずつなので、家族は服や靴を選ぶのにも迷いません。「あれどこ行った?」「これはどこにしまってあるの?」もありません。いつも使うものしかないので、それぞれがいつも使う場所にあるからです。狭小住宅を建てても、物理的にも金銭的にも余裕をもって暮らせているのは断捨離のおかげです。収納に困るくらいなら最初から持たなければよい、これが座右の銘になりました。

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